バットリンのギャンブル遍歴
最初はやはりというか我がパチンコからスタートいたしました。
オール15のチューリップ台でたぶん、三共の台を初めて打ったと思います。
300円が5000円になり嬉しかったです。こんな面白いことをしてなおかつ金がもうかる。
なんて良いことを知ったのか、と思ったのが間違いの始まりでした。
チューリップが
羽根物に
そしてセブン機
一発台
CR機と
お定まりのエスカレートでどんどんとギャンブルのレートは上がっていきました。
しかし転機が訪れました。自分がパチ屋の店員になったことでした。
この仕事とにかく時間が不規則ですから、ゆっくりとパチンコなんかやってる暇なんかありません。
とくに役職者はそうなんです。それでなくても一日中チンジャラ、チンジャラ゛ガミガミバリバリとやってる
なかにいるわけですから仕事以外の時間はその喧騒から少しでも離れていたくなるのが人情でしょう。
それに毎日負けつづけているお客様達を見ていると少し考えることもありますよね。
やめたほうがいいって。
貴重な自由時間を使って、なんかパチンコよりも儲かりそうで面白そうなものは無いかと思っていたところに
現れたのが競馬でした。
この業界はギャンブル好きが多く競馬好きも結構な割合でいます。その競馬好きの悩みはなにかと言いますと、当時は携帯とかネットでの馬券購入なんて有りませんから、土日の一番忙しい時に馬券を買うという事がままならないことでした。そこで当時の自分の上司は考えたのでした。
上司 おい、君は今日は中抜けだが何か用事でもあるのかな。
バットリン いいえ特に何もありませんがなんですか?
上司 君に簡単な用を頼みたいんだが引き受けてくれるかね?
バットリン いいですよ簡単な用なら。
上司 よしよし、じゃあこれ。
渡されたのはごちゃごちゃと数字の書かれた紙切れと十万円でした。
初めて馬券を買いにいくはめに為ったのでした。しかも運悪くその時に限って本線で的中し
ただお使いに行っただけでたしか2万円ももらったのでした。
さあそれからは土日は必ず場外に行くことになった訳です。
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